『ニューシネマパラダイス』をみてきた

  • 2019.08.15 Thursday
  • 16:44

昔川崎チネチッタで二度ばかり見た記憶があるけど、札幌でもまたかかると聞いて、行ってきた。何度見ても良いね。一部は監督・トルナトーレの自伝になっているのだろう。フランスではマルセル・パニョールがやはり映画人的自伝を映画化していて、そちらも良かった。映画人というのは人生を振り返るのが上手いらしい。映画ファンの私もあやかりたいものだ。


ところでこの作品のオリジナル完全版は170分もあるのだが、私が映画館で見たのは120分ばかり。しかし、その短いバージョンのものが世界中の映画祭の大賞を総なめにしたのだ。私がAmazonで買ったDVDに収められた長い方は、イタリア本国でもさほど売れなかったという。どうしてなのか、今日観て、ちょっと考えてみた。


オリジナル版は50分も長いだけあって、一つ多く盛り込まれたエピソードが重く、主題が大きく違ったものになっている。120分のものは主人公と映写技師、その両者を結びつける映画そのものがテーマになっているが、オリジナル版は主人公の恋物語が重要なファクターとして付け加えられる。これ抜きには成り立たない映画なのだ。全く違う映画といっても良いだろう。さらにブリジット・フォッセーが出るか,出ないかの違いまであるのだ。これは大きい。


どちらが良いかは、見る人が決めるしかないけれど、私にはやはり短い方が良い。こちらの方がまとまりが良いというか、わかりやすいのだ。ごめんね、ブリジット。


それにしてもトルナトーレ作品は良いな。当たり外れがない。

『新聞記者』をみてきた

  • 2019.08.07 Wednesday
  • 19:40

ここ数年、反政府系のマスコミが騒いでいた事件が次々と蒸し返される。原作は東京新聞の社会部で勇名をはせたあの女性記者だ。これは面白くないはずがない。 

・医療系大学の新設が認可されるが、その経営者が総理の古いお友達。 
・総理の御用記事を書くジャーナリストが、女性ジャーナリストを強姦したのに、逮捕寸前でうやむやになったこと。 
・文科省の事務次官が、不自然な理由で罷免された件。映画にはその元事務次官が特別出演している。 

松坂桃李、田中哲司、本田翼、高橋和也などの売れっ子がそろっているにもかかわらず上映館数が少ないのは、こんな話題がてんこ盛りのせいだろうか。しかし観客数は決して少なくないようだ。これは良いことだね。

 

最後に「イオンエンタテインメント」のロゴを見て、誰かさんの一族が関わっているのかと匂わせるわけで、現政権に対する『忖度』なんてあるはずも無し。それはそれとして、風化させてはならぬことがたくさんあります。この映画が大ヒットすると良いのですけどね。

室内での手持ちカメラワークが斬新で、アップの表情がブレブレだったり、内閣調査室のオフィス内が白黒に近い映像だったり、映像的にもチャレンジのある、意味のある映画でした。

 

松坂桃李は美青年・好青年の枠組みを破って、汚れ役にも果敢に挑戦する男だ。『彼女がその名前を知らない鳥たち』なんて最高だったね。実力も備わってきたようだし、役者として高い志を持つ彼を是非応援したい。 
一方で、主演女優はイマイチ日本語の発音がおかしい。劇中の経歴が言い訳になっているが、日本の新聞記者としては不自然だ。

 

https://eiga.com/news/20190430/5/

 

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今回の参院選

  • 2019.07.23 Tuesday
  • 09:58

『れいわ新撰組』が3議席とれなかったのは残念だと思ったけど、よくよく木村氏の主張、経済政策を聞いてみると、MMTを採用すべしとのことではないかと思える。そりゃちょっとまずいんじゃない? 

私も保守的な経済政策を支持するわけじゃないけど、これって、ポピュリスムの極みだから。

でも、どうせたいした勢力になるはずもないと思えば、そこそこ伸びて欲しい政党だな。同意できる点は幾つもあるし。こういう勢力が一定の力を持っているのは良いことですよ。

 

一方で、『NHKから国民を守る党』の一議席獲得には驚いた。あのむちゃくちゃな政見放送を聞いて、一議席でもとれると信じた人はいないだろう。いや、もちろん良いのですけど。これでこそ民主主義だと思うから。

NHKって、それほど嫌われているのだろうか。私は朝ドラが好きでいつも見ているし、大河ドラマのファンでもある。高校野球や相撲はほとんど見ないけど、民放よりはよほど視聴時間が長いだろう。だから、安くはないと思いつつも受信料も渋々払っている。

『N国』のサポーターの大部分はネトウヨだとも聞く。ひょっとして、そちらからの票が入ったためなのかな?

 

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マンションの住民総会

  • 2019.07.21 Sunday
  • 21:47

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今日は参議院選挙の日。本当はその話を書くべきかと思うけど、夜はこれから。結果が出たわけでもないからまたいずれ。

 

今のマンションに住み始めて2ヶ月半が過ぎ、ご近所の顔ぶれが少しずつ分かってきたけれど、90世帯以上ある全体のことはさっぱり分からない。そこで案内のあった年次総会に行ってみた。理事とか幹事が合わせて6人。それ以外の出席者は22人。残りは委任状とか、前もって議決票に書き込んでポストに入れていた人が大多数。確かにそれほど重要な議題があるとも思えなかったけれど、こんなものだろうかね。

 

何かのドラマで見たように、なんにでもゴネゴネする人が一人いた。そう悪気があるとも思えないのが救いだけれど、理事、議長とかなりもめていた。あんな人が総会に出てくるなら、役員にはなりたくないと思ってしまった。しかし来期は彼が理事の一人になりそうだ。本人は幹事になりたいと言って,またそこでもめているから、この先どうなるか分からないけど。

 

私が子供の頃はご町内に世話役がいて、皆でハイキングに行ったり、バスを借り切って日帰りの温泉旅行に行ったり、落語で聴く『長屋の花見』のようなことをよくしていた。今どきそんなことはないのだろうな。数世帯レベルならば一緒にカラオケやスパに行くことはあるらしいけれど。

 

ロバート・レッドフォード、最新作にして最終作(でもないのか?)

  • 2019.07.17 Wednesday
  • 21:19

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『The Old Man & The Gun』

邦題は「さらば,愛しきアウトロー』

 

この人は若い頃に絶世の美男子だったばかりに、年老いてからは見るのが辛いと思うこともあったけれど、今回はそうでもなかった。主人公ははなから老人であるし,実在の銀行強盗が人生の最後まで現役で(泥棒として)働いていた記録の映画化はいかにもレッドフォードらしい洒落にあふれた設定になっている。

それにしても美男スターというのは良いもので、大昔の出演作品を思い出しては、うっとりしてしまう。この映画にも、彼が若い頃に出ていた映画のシーンが利用されていて、見る者を無理矢理その時代に連れ戻すのだ。

 

 

映画『パピヨン』

  • 2019.07.03 Wednesday
  • 19:15

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『パピヨン』を観たと書いたけど、レビューらしきものも書いておこう。

もちろん前作との比較が必要だね。S.マックイーンとD.ホフマンのものを札幌の映画館で観たのは、私が高校1年生の時だったか。あまりに長い映画で、門限を守れずに怒られたのだった。

それにしてもあれはすごかったな。なんといっても音楽が良かった。フランス映画みたいな曲だったけど、作曲はフランス人じゃないのだよね。ま、それはともかく、今回の映画もそれなりのスターが出演しているらしいけど、最近ハリウッド映画は滅多に観ないので、よく知らないのよ。いや、実は、全く知らない人たちばかり。

第一作は複数回観たので、今回も見せ場は共通しているのがよく分かる。ほとんど同じだね。

 

どうもレビューらしきものは書けないな。やはり第一作が良すぎたのだ。でも、今回のものをダメだという気にもなれない。やはりあの曲がないと『パピヨン』じゃないのだな。

YouTubeで音楽を検索すれば幾通りも聞けるので、ちょっと試してみた。あの有名なラストシーンを観ながら聞けるのがうれしいな。

あー、やっぱりレビューになってないね。

 

 

札幌の映画事情

  • 2019.07.02 Tuesday
  • 20:43

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5月から札幌の住人になって、映画事情がずいぶんと変わってしまった。

川崎に住んでいた頃は、毎年30本以上のロードショウを観ていた。ほとんど会社帰りの平日の夜。チネチッタはスカスカで気持ちよかった。あれで経営が成り立つのかと不思議に思っていたけど。

 

札幌には映画館の数が驚くほど少ない。だからこんなに混んでいるのかな?

私が会員になったのはチャリで出かけることができる狸小路6丁目にある、シアターキノ。一本千円で観られる。5,6月で観たのは『ROMA』、『誰もがそれを知っている』、そして『パピヨン』。メキシコ映画だったり、監督があのイラン人だったり、大作のリメイクだったり、かなり渋めの選択だと思う。近々ロバート・レッドフォードの引退記念興行を観に行くよ。これもまた渋いね。

 

一方で、邦画といえば札幌駅ビルのシネマフロンティアというところで観るのだけど、こっちはチャラいのが多いな。『コンフィデンスマンJP』とか、『ザ・ファブル』とか。十分面白かったけど。

 

 

 

松本清張を読み返している

  • 2019.06.20 Thursday
  • 21:59

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松本清張という人は,不世出の大文豪だと思う。野球界のイチローのようなものか。これを超える人が出るとしても、百年に一人だろう。まぁ、それはともかく、どうしてそんなことを急に言い出したかというと、また一冊読み返してみたからなんです。定年退職した私が、本棚の中で見つけて気になった本のタイトルは『男たちの晩節』という短編種。なんだかベタだね。そのまんまって感じ。

 

松本清張がこれを書いたのは昭和30年代だろうか。勤め人の定年は55歳だった頃。彼自身がそれくらいの年齢だったかも知れない。自身が経験した新聞社での広告部の話がリアルだ。もしあのままあそこに勤めていたら……なんてことだ。

 

もう一冊、絶対に手放さないはずの『小説 日本芸譚』が本棚に見当たらなくて驚いた。先日の断捨離で間違って捨ててしまったのだろう。Kindle で買い直したのでこれから読み直す。これも素晴らしい。運慶、光悦などの半生を小説として書いた短編が素晴らしいのだ。

下の記事には、この写真をアップしたかったのです。

  • 2019.05.22 Wednesday
  • 16:27

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焼き肉屋にて

  • 2019.05.19 Sunday
  • 18:41

北海道の田舎でミニ同窓会をやった。

 

集まった連中は、私も含めて、爺になっていた。