軽いジャズの話

  • 2019.01.19 Saturday
  • 09:09

勝新太郎が昔、「歌舞伎ってのは最初、見栄を張って見に行くものだが、そのうち病みつきになる」なんて言っていた。

 

高校生の頃、私も「見栄を張って」ジャズ喫茶に通っていた。そしていつしか病みつきになった。そういうものなんだろう。

 

最近特にウェス・モンゴメリーとか、オイゲン・キケロのようなのを聴くことが多い。いわゆるドジャズではなく、イージーリスニング的なものだ。元々オスカー・ピーターソンとかも好きだったし、私はその方面なのだろう。ドジャズ・マニアからは軟弱ものと揶揄されたりするが、かまうもんか。私は我が道を行く。あ、ちなみにコルトレーンなども好きですよ。

 

オイゲン・キケロは昔から『ロココジャズ』とか、チャイコフスキーやガーシュインのアレンジを聞いていた。昨年は没後20周年とかで、未収録のライブ録音ばかり集めたCD3枚出たのだ。これが素晴らしかった。特に一枚目に入っていた Sunny が凄い。前半は確かにSunnyだけど、後半にはショパンやベートーベンが混ざったりする。これが面白い。そして超絶的な技巧!

こんなSunnyを引けるピアニストは、世界中を探してもこの人しかいない。ドジャズマニアは“軟弱だと文句を言う前に、これを聴け!!

 

ウェス・モンゴメリの『夢のカリフォルニア』にもSunnyのカバーが入っていた。やっぱりこの曲は良いね。もちろんオリジナルも良いが、世界中で大ヒットしたボニー・Mのが特に好きだ。そういえば日本じゃ、勝新太郎も歌っていた。

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