映画監督 デビッド・リーン

  • 2020.08.10 Monday
  • 13:49

この監督の名前は、その偉業ほどには知られていないと思う。ちょっと古いし、英国人なのでハリウッドで人気作品を作ったわけでも無い。しかし、作品名を言えば、あぁ、アレか!とすぐにわかる人が多い。例えば、

  • 戦場にかける橋
  • アラビアのロレンス
  • ドクトル・ジバゴ
  • ライアンの娘

どれも映画史上の古典となり、名作の誉高い大作ばかり。これが全て同じ監督の作品だと聞くと驚く人も多い。それがデビッド・リーンだ。

 

つい最近、『アラビアのロレンス』の4kレストア版というのをみた。残念ながら映画館ではなくて自宅のテレビだったが、それでもよかった。モーリス•ジャールの音楽に、アレック・ギネス、オマー・シャリフなど、いつものメンバーで織りなされた大作中の大作だ。しかし以前見た時よりも結末が悲しい。昔は何か見落としていたようだ。4時間を超える長編なので、途中で寝ていた時間もあるのかも知れない。

私が見落としていたことをに気づいた、重要なポイントは例えばこうだ。最初に主人公の葬儀の参列者の一人として出てきた英国軍人が、本編の終わり近くでアラブ人に扮装した主人公に平手打ちを食らわせ、最後にはその相手とは知らずに握手を求めて駆け寄って来る。この3人が同一人物であることを知れば、物語の理解が変わってくる。とても大きなエピソードだ。

さらに主人公が自らを殺人狂だと意識する瞬間が幾度も出てくることにも気づいた。最後に退役勧告をあっさりと受け入れるのは、それゆえもあるだろう。

他にも見落としたエピソードが他にもたくさんあるかも知れない。この名作が奥深い、というよりは、私のボンクラぶりが露呈しただけみたいだが。

 

デビッド・リーンは一時岸恵子に惚れ込み、主演女優として使いたがったと言う。残念ながら実現しなかったが、撮られていれば是非見たかったものだ。

 

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コメント
いつぞや、イギリス人とこの映画監督の話をしたら、『インドへの道』を是非見るべきだと言われた。彼にとってはそれが最高傑作らしい。
この『インドへの道』が遺作になったことは私も聞いているのだけれど、大変残念なことに、日本未公開作品なのだ。DVDは入手可能だけれど、リージョンコードは大丈夫だろうか。それより何より、吹き替えも字幕も無しでどれだけ理解出来るかという問題があるのだけれど……。
  • おいどん
  • 2020/08/10 8:19 PM
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