変身 あるいは 変態

  • 2019.03.07 Thursday
  • 12:29

JUGEMテーマ:日記+情報

 

 

ある日突然、私のチ○○の先端に、植物の芽が出た。それは考えるまでもなく、アスパラガスの芽だということがわかった。

 

先日、年老いた伯母をケアハウスに見舞ったとき、彼女にこう言われた。

『あんた、それ、縁起が良いよ。大切にしなさい』

どういう風に縁起がよいのか分からないが、言われたとおり、私はそれを大切に育てようと思った。

 

芽は瞬く間に成長し、しっかりとアスパラガスの先端の形を整えた。長さは2cmを超えただろう。ここまで大きくなってしまうと、下手に引っこ抜くとこちらが大怪我をしかねない。その根本部分は体組織に同化しているように見え、切り取るのも怖い。

そうこうするうちに、チ○○全体がアスパラガスになってしまった。

このカフカ的展開に、私はなすすべを失った。

 

そのあたりで目が覚めた。しかし、はじめは頭がぼんやりして、現実と夢の区別が付かない。

『このアスパラガス・・・どうしようかな・・・』と悩んでいると、次第に意識がはっきりしてきて、夢だと言うことが理解できるようになった。

めでたし、めでたし

ホモデウスを読んでいる

  • 2019.03.06 Wednesday
  • 19:21

話題の『ホモデウス』を読んでいます。著者はイスラエルの文明批評家? 少し前に『サピエンス全史』で世界的に有名になった人です。名前がヘブライ語なので覚えづらい。ユヴァル・ノア・ハラリとか言う人。どんな人かとwikiを見たら、『現在の夫は○×で』・・・なんて書いてあるけれど、この人自身も男性。うーん、そういうことか。ややこしや、ややこしや。しかしそういう人だからなのか、特定の文明とか宗教に偏ったものの見方をせず、世界観が素直で分かりやすいです。こういうのをリベラルって言うのだろうか。今はこの言い方は流行らないのかな。いやいや、これもまた偏見というものか。気をつけよう。

 

とてもスケールの大きな話で、私は痴話喧嘩なんてしていて良いのだろうかなんて思ったりしますが、まーそれはまた別の話ですね。きっとハラリ氏も、現在の『夫』とたまにはするだろう。

まだ読み終えていないのでレビューを書こうというわけでもなく、ただとても面白いってことを言いたくなっただけです。

最近は小説よりもこんな本をよく読むようになった。年取ったせいだろうか?

JUGEMテーマ:最近読んだ本

今回の日本アカデミー賞

  • 2019.03.02 Saturday
  • 22:24

JUGEMテーマ:日記+情報

日本アカデミー賞が発表された。特に驚くようなこともなく。

 

そりゃね、『万引き家族』は圧倒的によかったですよ。役者もそろっていたし、脂ののりきった監督が作ったのだし。でも、私はちょっとがっかりしたのですよ。なんでか?やはり『カメラを止めるな』が最優秀編集賞くらいしか取れてないからなんですね。

 

あの映画を見たときは衝撃でした。知っている役者は一人もいない。もちろん監督も知らない。そして昔の昼メロみたいに、いかにもお金のかからない作りでしたから。

しかしね、私自身、中学生の頃から8mmカメラを使って素人映画を作っていただけに、あの映画がどれほどすごいか、よく分かるんですよ。あれは作ったのは、天才です。まぎれもない天才たちです。貧乏臭さを逆手にとって、見事な作品を仕上げました。是枝さん、あなたにあんなことができますか。20年くらい前ならできたかもね。でも、今は無理でしょう。

 

彼らの次の作品が楽しみです。最初の一発が出来過ぎで、次のハードルがやたらと高くなってしまったけれど、ま、なんとかなるでしょう。待ってますよ。少々時間がかかるのは仕方がないと思います。忘れた頃に出してください。デビッド・リーンみたいにね。

好きな「そば」は、何そば?

  • 2019.02.13 Wednesday
  • 21:28

好きな「そば」は、何そば?
 

あなたのそばです。

『後妻業』が面白い

  • 2019.02.13 Wednesday
  • 20:09

JUGEMテーマ:日本のTVドラマ

 

この1月に始まったドラマの『後妻業』が抜群に面白い。視聴率はさっぱりらしいが、これを見逃した人は不幸だろうと思うほど。

大竹しのぶ、豊川悦司の映画版をみた人たちがこのドラマをつまらないと思うのかも知れないが、比較して意味があるとは思えない。私にとってはどちらも素晴らしい。

 

安っぽい喜劇になっていると揶揄する向きもあるようだが、それは計算づくのものと見た。

家庭内で孤立した寂しい老人の財産を狙って後妻におさまり、命さえ奪う悪女の物語なのだ。まともにやれば陰惨きわまりなく、とても家のテレビで見られるものではない。映画版もドタバタ喜劇になっていたのはそのためだろう。後半、大竹しのぶが、「どれほど悲しくても、涙も出んようになってしもうた」と自らの人間性を嘆息するシーンがあって、それが底なしの悲劇を言い表していた。

 

ドラマに関していえば、まず脚本が良くできている。そしてそれを見事にこなす二人の女優がいる。木村佳乃という人は、実をいえば苦手だったのに見直してしまった。これほどの切れを見せるとは驚きだ。もう一方の木村多江はもともと好きだけれど、こちらもいつもとは大きく違う役どころを演じて新鮮だ。高橋克典はいつも通り、愛に溢れる小悪党ぶりがきれいにはまっている。

 

昨夜見たのが第4話だったかな? 息子が出てきて、佳乃さんはこれを腹違いの弟として扱う。また物語にふくらみが生まれつつある。今年最高のドラマになるかと予感させる。

移民労働者の話 その2

  • 2019.02.05 Tuesday
  • 21:53

元東京都知事の舛添要一氏が、現在話題になっている入管法改正について警鐘を鳴らしている。日本はかつての欧州の轍を踏むのではないかという懸念があるようだ。彼によれば将来、移民の第三世代が社会問題を引き起こしやすいというのだ。たしかに今、欧州で頻発するイスラム原理主義のテロは、この第三世代が中心になって引き起こしているのは事実だ。

なるほど、現在の大問題はそれかも知れない。しかし、移民労働者とその国の人たちとの軋轢、摩擦はそれだけではない。

 

私自身、1980年代のフランスで学生時代を過ごしていたので、移民達の存在が社会にどのような問題を引き起こすのかを、目の当たりにした。しかし、当時はまだフランスの移民達はせいぜい第二世代。にも関わらず、すでに大きな社会問題になっていると言われていた。それは失業率の高まりと符合するものだった。移民労働者達が、生粋の仏人達の職を奪い、失業率を高めるという主張が一部の人達からあったのだ。

 

当時、Front National という極右政党の党首が言っていた。「フランスには今、200万人の失業者と、200万人の移民労働者がいる」と。この数字は事実だったが、両者の因果関係を証明した人はいない。たとえば町の清掃、ゴミ回収のような汚れ仕事をしているのは、ほとんどがアフリカ諸国からの移民だった。たまに白人が混ざっているとしても、ポルトガルやギリシャからの出稼ぎ移民だった。さらにインドシナ、中国系移民はアジア風の飲食店や、クリーニング屋を経営したり、もう少し小ぎれいな仕事に就いていた人が多いと記憶する。つまり、出自・人種別の分業があったのだ。特に3K就業者は黒人、アラブ人ばかり。「白いフランス人」がそういう仕事をする風潮はなかった。

 

プログレッシブ・ロックのこと

  • 2019.01.30 Wednesday
  • 19:47

JUGEMテーマ:No Music, No Life

 

プログレッシブ・ロックという音楽のジャンルがあって、私は中学生くらいからこれにはまっていた。

はまっていたと言っても、ちょっとしたお気に入りのグループがいたという程度だけれど。

中高生の頃は、エマーソン、レイク&パーマーが好きだった。たった三人の、その道の凄腕プレーヤーの集まり、というのがなんともオシャレで、格好良かったのだ。これはご存じの方も多いでしょう。数年前にNHKの大河ドラマに、代表曲である『Tarcus』が使われていたし、『展覧会の絵』とか、『恐怖の頭脳改革』とかも、日本で大ヒットしました。

 

 

その後は女性ヴォーカルの美しいルネッサンスとか、早くから活動していたイタリアのニュー・トロルズとかを聴いていました。

このジャンルが好きな人ならば知っている名前ばかりでしょうが、プログレ自体がメジャーになりきれない面もあって、ルネッサンス、ニュー・トロルズは、ロックが好きな友人達でも知らない場合が多いのです。

 

ルネッサンスは主に70年代に精力的にアルバムを発表し続けました。アニー・ハズラムのVo.が美しくも力強い。マイケル・ダンフォード、ジョン・タウトなどの名プレーヤーが脇を固めます。

当時のメンバーで存命なのはハズラムだけで、今でもソロで歌っているらしい。

代表作は、『シェラザード夜話』、『Ashes are burning』、『運命のカード』、『お伽噺』、『四季』などか。

どれもこれも、私のCD棚に飾られています。Walkmanにも入れて、通勤時のおともにしてます。

 

 

ニュー・トロルズの方は1966年の結成で、ビートルズがイタリア公演をしたときにその前座を務めたことから、イタリアのドリフターズとも呼ばれている・・・なんてたわけたことを、私は言っている。

 

で、71年の『コンチェルト・グロッソ』とか、72年の『U/T』、73年の『アトミック・システム』なんてあたりが特に有名で、しばしば聴こえるイタリア語のVoが美しい。(何を言っているのかわからないけど)

そういえば『コンチェルト・グロッソ』の一曲は後年、クイーンの『ボヘミアン・ラプソディ』でパクられている。(と、私は信じている)

2007年には『コンチェルト・グロッソ』のライブ録音が、マニア達を熱狂させた。私もそのCD/DVDが欲しいのだが未入手。そろそろ買おうかな。高いけど。

腕に巻いた睡眠計測機の話

  • 2019.01.27 Sunday
  • 22:48

先週からおこなっている、自分の睡眠の内容を Fitbit Flex2 の力を借りて分析するというプロジェクトは着実に進行している。

 

この機械によると、私は毎日数回〜十数回ほど夜中に目が覚めて、長いときではそのまま1時間くらい眠っていないことがあるらしい。

寝返りは毎晩、2030回。これが多いのか少ないのか知らないが、異常ということもなさそうだ。

しかし眠りは全般に浅いのだろうと思う。本当にくつろいで眠っていないようだ。

 

睡眠の質が落ちているのは、年齢のせいもあるのだろう。若い頃は大変深々に眠って、私の持っていた大音量目覚ましラジオのせいで、同じ下宿の住人達が全員目を覚ますのに、当の私だけが平気で眠っているという、不可思議な現象があったものだ。それが今、ちょっとした人の気配や屋外の音で目覚める。忍者が私を暗殺に来ても、たぶん失敗するだろう。そんな暇な忍者もいないだろうが。

 

レム・ノンレム睡眠の区別は付かない。そういう機能は無いのだ。その手の機械は腕時計のように大きくて重いようだし、デリケートな私向きではないのだ。しばらくはこのお手軽な機械で計っていよう。いずれは両親に譲ることになるだろう。彼らも興味を示しているので。そのときは、高く売りつけたいと思う。

 

移民労働者のこと

  • 2019.01.26 Saturday
  • 16:27

ファストフード系の店には、外国人が多く働いている。今さら始まったことでもないが、最近、ちょっと私の目を引くことがあった。

 

JR某駅そばの牛丼系の店では、外国人が二人だけで働いていた。普通は日本人が一人くらいはいるものだろうに、その日、その時間帯には、見るからにインドの男性が一人と、もう一人は色白のアジア系の女性だけ。しかし中国人ではない。この二人、私には全く見当もつかない言葉で話し合っているが、客に対しては驚くほど流暢で、感じの良い日本語で応対する。動作もきびきびして気持ちがよい。

 

ファストフード店の従業員は、入管法論争で口にされていた『専門性の高い職業』ではなく、『単純労働』に分類されるものだろう。しかし私があの店で見たような人たちが、このままで納まるわけもない。5年もすれば、もっと実入りの良い仕事に就いていることは間違いない。そういった若者が日本へ次々とやって来て産業を活性化させてくれるならば、この入管法改正は、まさしく誰にとっても『改正』になるのだろう。その日が待ち遠しい。これで私がいずれ受け取るはずの年金も安泰か?

軽いジャズの話

  • 2019.01.19 Saturday
  • 09:09

勝新太郎が昔、「歌舞伎ってのは最初、見栄を張って見に行くものだが、そのうち病みつきになる」なんて言っていた。

 

高校生の頃、私も「見栄を張って」ジャズ喫茶に通っていた。そしていつしか病みつきになった。そういうものなんだろう。

 

最近特にウェス・モンゴメリーとか、オイゲン・キケロのようなのを聴くことが多い。いわゆるドジャズではなく、イージーリスニング的なものだ。元々オスカー・ピーターソンとかも好きだったし、私はその方面なのだろう。ドジャズ・マニアからは軟弱ものと揶揄されたりするが、かまうもんか。私は我が道を行く。あ、ちなみにコルトレーンなども好きですよ。

 

オイゲン・キケロは昔から『ロココジャズ』とか、チャイコフスキーやガーシュインのアレンジを聞いていた。昨年は没後20周年とかで、未収録のライブ録音ばかり集めたCD3枚出たのだ。これが素晴らしかった。特に一枚目に入っていた Sunny が凄い。前半は確かにSunnyだけど、後半にはショパンやベートーベンが混ざったりする。これが面白い。そして超絶的な技巧!

こんなSunnyを引けるピアニストは、世界中を探してもこの人しかいない。ドジャズマニアは“軟弱だと文句を言う前に、これを聴け!!

 

ウェス・モンゴメリの『夢のカリフォルニア』にもSunnyのカバーが入っていた。やっぱりこの曲は良いね。もちろんオリジナルも良いが、世界中で大ヒットしたボニー・Mのが特に好きだ。そういえば日本じゃ、勝新太郎も歌っていた。