Covit19がもたらすもの

  • 2020.05.07 Thursday
  • 18:54

この数ヶ月で起きた社会の変化は、劇的なものだった。そして騒ぎが収まった後にも完全に元に戻ることはないだろう。

 

かつて私が勤めた会社の部署では、月に一回の定例会議のために、札幌、大阪、福岡の各地から部員が首都圏の本社に集結していた。特に作業があるわけでもなく、ただの報告会だ。その費用が大きな金額になるのは間違いないのに、経費節減をうたう会社はなぜか、この出費を削ろうとはしなかった。しかし事態は変わった。このような出張はもうあり得ない。エピデミックが収まったとしても、それは元に戻らないと思われる。この程度のことはテレビ会議で代用されることになるだろう。

それですむならば、すませる。当たり前のことが行われるようになるのだ。

 

そのような出張だけでなく、通勤もまた漸減するだろう。結果的に都心のオフィスが減り、通勤圏内の住宅地の需要が減る。経済活動の変化は教育産業にも波及し、当然、公共交通機関も空くようになる。日本にとっては総じて、明治維新か第二次大戦を経たほどの変化が起きるのではないだろうか。そこへかねてより噂されていたシンギュラリティがやってくる。この社会構造の急激な変化のために、到達の時期は少々早まるのではないかと予測する。それはジャーナリストたちが喧伝していたほど極端な形ではなくとも、近似の変化にはなるだろう。

我々が直面するのはエピデミックだけでなく、それによって促進される、社会の大きな変化でもあるだろう。